合格率90%なのでめちゃ甘く見ていたアロマテラピー検定1級。もちろん2級は受験せずイキナリ1級に挑戦しまいした。
一ヵ月前にテキストは入手したものの、結局ちゃんと読んだのは試験前日!1級は30種類の精油のプロフィールを覚えなくてはなりません。それを知った時点で本気で試験受けるのやめよう・・・と考えがよぎりました。
しかし丸暗記ではない覚え方を発見したことによって、何とか試験に臨める体制になり好成績で一発合格できたんです♪
この方法を試せば合格間違いなしです♪
アロマテラピー検定の必須教材
テキスト
私が使ったのはこちら。
公式テキストではないですが、検定用なのでここから問題が出題されると思っていいほど。余分の知識を詰め込まずにすむ内容量でした。
問題の解答を隠して覚えられる赤シート付、実力を知ることができる模擬試験も数回分収録されているので安心して試験に臨めました。
日本アロマ環境協会資格試験対応セット
香りテスト用に必要なアロマが数mlビンに入ったセットです。
自信があれば不要だと思います。中には香りテストの勉強は不要との情報もあります。確かに2問しか出題されませんが配点が高いのでここでしっかり点数を稼ぎたい!と思って購入しました。
アロマテラピー検定の一夜漬け勉強方法
香りテスト
1級で出題されるオイルは17種類!
イランイラン | クラリセージ | グレープフルーツ | ジュニパーベリー |
スイートオレンジ | スイートマジョラム | ゼラニウム | ティートゥリー |
フランキンセンス | ペパーミント | ベルガモット | ユーカリ |
ラベンダー | レモン | レモングラス | ローズマリー |
ローマンカモミール |
覚え方の手順
- まず初めに香りをかいで即答で正解できたら、もうそのオイルをかぐ必要はないです。
- 次に特徴のある香りを暗記
- あとはひたすら嗅ぎ比べ。香り得意・不得意があるのでコレとコレは間違いやすいとは言えず人それぞれ
- 最後にすべての香りを、嗅ぎ比べすることなく正解できたら完了!試験の時は他の香りと比べられませんからね。
メーカーにより若干香りが違うのでやっぱり出題される本物のアロマで実践するのがベター。私は好きなメーカーがあり、それ以外のアロマを嗅ぐのが苦手でしたので受験前夜の30分ほどしか対策しませんでした。
出題傾向
傾向として、ひとつは簡単にわかる問題で、もうひとつは判断がつきにくいものがチョイスされるらしいと聞いていましたが、私が受けた香りテストはイランイランとベルガモットでした。
試験が始まると小瓶の袋を持ったスタッフの方が入って来られたのですが、イランイランの強い香りが漏れていました💦配布される前から答えが分かっちゃってラッキーと喜びつつ、二つ目は何がくるんだろう、葉系かな?と思っていたらまさかの同じ花系であるベルガモット。ベルガモットも大好きな香りなのに、即答できなかったんです。
何故か。それは、イランイランで鼻が花の(シャレではなくてw)香りに刺激を受けていたから。単体で嗅げば絶対間違わない自信があったのですがめちゃくちゃ悩んでしまいました。
ということは、もしかしたら同じ葉系から、ペパーミントで鼻を爽快させておいて、同じスッキリ系のティートゥリーやユーカリが出たりするのかも知れません。
なので嗅ぎ比べは非常に大事な練習だと思います。
歴史
暗記が大の苦手なので、全部を覚えるのではなく三分の二程度を語呂合わせで覚えました。
しかも年代は捨てた(笑)ルネッサンス時代はこの人(名前の頭文字だけ)+著書名という感じ。
20分程度頭に詰め込みましたが無理と悟ったので、早々に次の範囲へ変更。ただ試験始まる前に、語呂合わせを呪文のように頭の中でリフレインさせていました💦
メカニズム
嗅覚器から脳への伝達経路を丸暗記で十分。
嗅細胞→嗅神経→(脳へ)→嗅球→嗅索→大脳辺縁系→下垂体・視床下部
安全性・法律
ここは数回読む程度。へぇ~と思うことが多かったので読むだけで頭に入った感じがしました。当たり前の内容も多かったですが、希釈濃度の問題は絶対数問出るな・・と思ったので覚えました。ちょっとだけ計算問題の練習もしておきました。
精油のプロフィール
問題はココ!対象が30種類もある精油のプロフィールを覚えなくてはならず、出題数も多そうなので一番ウエイトを置きたい部分です。ただ30種類って‥‥と途方にくれた私。なにかいい方法はないものかといろいろ考えて「覚え方」を少し変えてみました。
例外を覚える・・・全てを覚えるのではなく「例外」を探しそれを暗記する。
- 抽出方法
アロマの抽出方法はほとんどが水蒸気蒸留法です。
つまりその例外「圧搾法」と「有機溶剤抽出法(アブソリュート)」を覚えるんですね。圧搾法は果皮からとれるので柑橘系とすれば、有機溶剤抽出法さえ暗記すると、それ以外の問題が出たときの答えはすべて水蒸気蒸留法となります。 - 直物の性質
一年草はカモミール・ジャーマンのみ、二年草はクラリセージのみというように覚えれば、残りの多年草は暗記する必要ありません。 - 科名
イランイランはバレンレイシ科、サンダルウッドはビャクダン科とまずは一つだけのものを覚え、次にティーツリー・ユーカリはフトモモ科というふうに少ないものから順に、一番多いシソ科以外を覚えていきます。 - 部位
部位は科名よりやっかい…。
花から抽出されるもの、葉から抽出されるものが多いので例外を覚えたあとは勘に頼るのもアリかと思います。
精油の特徴
香りが強い精油、光毒性・皮膚刺激がある精油を覚えます。皮膚刺激ある精油が多いのでここもニュアンスで覚えましょう。
あとは、カモミール・ジャーマンとカモミール・ローマンの違いもよく出題されるようです。
アロマテラピー検定 試験当日
試験には香りテストがあるため、受験案内にも記載されていますが香水など付けるのはやめましょう。
中には男性もちらほらいらっしゃいましたが、ほとんどが女性。思ったより多くの受験生がいてびっくりしました。
何部屋にも分かれての受験でしたので、自分の受験番号がどの部屋なのか確認し、番号が書かれた机に着席。
テスト問題は持ち帰りはできませんでした。
香りテストは筆記試験とは別枠で、試験の初めに行われます。番号シールが貼られた2つの小瓶がジップロップにいれて配られ10分で回答。10分経つと小瓶は回収されます。
残りの60分で筆記試験ですが試験はマークシートですのでシャーペンと消しゴムは忘れずに。
かなり時間が余りますが途中退室はできませんでした💦
いかがでしたか?試験前日にこれを読まれた貴方、あきらめなくて大丈夫です♪紹介した「例外を覚える」方法を実践してみてください。
詰め込み過ぎて脳みそが痛くなりますが(笑) 今からでも十分間に合います!
頑張ってくださいね☆